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我が家の窓掃除の裏ワザ

mado_souji
年末年始の大掃除に限らず、毎日行う「日常的なお掃除」もなかなか面倒くさいものです。僕は今、東京の方の大学に通うために両親と離れて一人暮らしをしていますが、自分で習慣的に行うようになった家事の中で、この「毎日の掃除」だけがどうにも苦手です。
まず、掃除機を押入れから出して電気コードをガラガラと引っ張り出し、壁の電源に差すことすら、心のどこかで「あぁ面倒くさいなぁ」と感じています。その後、重たい掃除機を部屋中引っ張りまわしてブォンブォンと埃などを吸っていくのも、「全自動掃除機とか誰か発明しないかな」などと思いながら、毎日どうにかこなしています。

反面、食事作り・片づけや整理整頓については別に苦手ではなく、心理的に何の抵抗もなく普通に行えるのです。
きっとこれは、実家にいる母の家事のやり方をお手本にしていることに問題の根本があるんだろうと、自分では思っています。

実は母もこの「毎日の掃除」がひどく苦手な人で、僕は小さなころからこの人がこの家事に限っては四苦八苦しているのを見て育ちました。
その掃除が苦手なところはかなりのもので、例えば最悪の場合は、家の窓の掃除が面倒くさいと感じれば、業者を読んで窓ガラスを交換してもらって、結果的に綺麗な状態にするなんて、いわば「裏ワザ・禁じ手」を頻繁に使うほどでした。
もちろん、実際にお金を出しているのは元を辿っていけば父親のお財布です。「窓ガラス汚かったけど、掃除が面倒だから交換した」などと、毎日働いている父にそんなことは言えませんので、母は「ちょっと窓ガラスが割れちゃって」と、交換する理由を無理くり作るという手段を年に一回は使っていたのです。